普段の買い物が大変という一人暮らしの高齢者が増えています。
食料品の買出しは、生活に必要不可欠なものです。しかし、高齢者にとっては、買った商品は重くかさばって歩きづらいものです。 また、大型ショッピングセンターが増えてきたこともあり、地元密着型の商店街が減って、高齢者にとってはそもそも買い物自体が気軽にできなくなってきているのが現状です。
地方では、この問題がさらに深刻で、車がないと買い物に行けないような場所にしか店がない地域が増えているのです。高齢者は、運転免許証を返納している場合も多く、自分で車を運転することもできません。一人暮らしであれば、誰かに買出しを頼むこともできないので、大きな社会問題となっています。
最も手っ取り早い解決策は、ネット通販を利用することでしょう。インターネットが使いこなせる高齢者であれば、自分の都合に合わせて注文し配達してもらえるので、突然体調が悪くなったりした場合も便利です。家族と離れて一人で暮らしている高齢者なら、家族が代わりにネットで注文してあげることも可能です。事前に手配しておけば、定期的に同じ商品を配達してくれる店もあるので、必ず使う消耗品はこういったシステムを利用するのもいいでしょう。
介護保険、NPO法人、シルバー人材センター、スーパー、コンビニエンスストアなどで、買い物支援サービスをしているところもあります。高齢者がヘルパーと一緒にバスやタクシーを使って店に行く買い物支援と、買い物自体をヘルパーにしてもらう買い物代行支援があります。こちらのサイト(((変わる高齢者の暮らしと介護)))で、高齢者にとって一番合った方法を探してみましょう。